【合格体験記】西尾俊哉(教育部・一般入試(前期))
【プロフィール】
名前:西尾 俊哉
ポジション:DL(ディフェンス・ライン)
学部・学科・コース:教育学部理科教育講座(物理学専攻)
出身高校・出身部活:岐阜県立恵那高等学校・放送部
受験した年度・入試形態:2022年度・一般入試(前期)
—–高校生活どのような高校生活を送っていましたか?
放送部はたまに出ればよかったし、練習もそんなにして来なかったので、基本は17時には家に帰りゲームor睡眠の日々。
勉強も嫌いなものは宿題も含めてあまりやらないでいました。
たまに友達と午前で早退してカラオケに行くか公園で遊ぶかというような日々でした。
教育のことは興味があったので子どもと関わったり授業を作ったりするといった課外活動にだけ積極的に取り組みました。
—-受験勉強のスイッチが入ったのはいつ頃ですか?きっかけやモチベーション維持にしていたものはなんですか?
特にスイッチを入れていなくて、基本午前帰りや自由登校になってからは塾が開くまではフードコートでポケモンをしていた私ですが、友達が本気で勉強し始めたので付き合いで勉強していました。
もちろん苦手な英語や化学はやりませんでした。
好きな勉強を、好きな仲間とやる。こういう物しか続かないと思います。
—-岐阜大学の入学の経緯・出願を決めた理由を教えてください。
岐阜大学教育学部に行くというのは、教員になると決めた小学校6年生から既に決まっていました。
理科教育か数学教育かで迷い、生物が好きだったのと高校の先生に激推しされて理科教育に行きました。

—-共通テストの出来はどうでしたか?
生物や数学は8割位ずつ取れていて、出題傾向が受験した年で大きく変わったおかげで平均が下がり、相対的に上位層に入り込むことができました。
化学は39点、英語リーディングは42点でしたが、それでも岐阜大学に入れているので、受験に挑む皆さんも過ぎたことなど考えず2次に全振りして頂ければいいなと思っています。
—-二次試験まで、どのように勉強していましたか。
数学Ⅲと生物で2次試験を受けましたが、前述の通り趣味です。
数Ⅲを極めると未来が見える(過言)、生物を極めると体を改造できる(過言)といったSFのような妄想をしつつ、どちらも具体的に社会でどう使われいるかということを知ると、もっと知りたいと思うので、そこから学ぶといいと思います。
受験勉強や対策という意味ではあまり参考になりませんが……。
もっと受験勉強的なエピソードとしては、 数学はどうしても理解出来ない時は白チャートを横に置いて青チャートを解いていました。
白は説明が丁寧で分かるので楽しいです。
生物は、重要問題集を解くといいと思います。
岐阜大学のみならず他の大学も受験されると思いますが、大学によっては重要問題集に載っている複合問題がそのままコピペで出される(笑)くらいなので、リアルな受験問題の手応えを味わいながら勉強できるオススメの問題集です。
—-試験日当日はどのようなことを心がけましたか?
せっかく岐阜市に来るのだから、観光しなきゃ勿体ないと思って1日目の試験が終わったら友達と岐阜城に行くことを決めていました。
楽しみがあると程よい緊張感とテンションで臨めます。
ちなみに岐阜城は景色も良いし面接指導の先生にお土産も買えたしで最高でした。
受験後に是非。
教育学部2日目の面接は待ち時間も多いし電子機器も終わるまで使えないので、緊張されると思います。
もちろん緊張していいのですが、出来れば受験当日までに答える基準(自分の軸)を固めておくといいです。
待ち時間は緊張しないように近くの人とお友達になって喋るようにしました。

—-合格発表から入学まで、どのように過ごしていましたか?
受かったらいいし落ちたら私立に行くだけだったので、教員になるに向けてピアノを勉強しました。
2週間程度の時間しか無いですが、バイエルくらいは終わりました。
また、家事を手伝わなくて良い「受験勉強」という免罪符が消えましたので、洗濯掃除料理など一通りの家事をさせられていました。
—-入学前までにやっておいた方が良いことは?
理科の方は是非専攻していない科目を勉強して頂きたいです。
1年生のうちから大いに役立つと思います。
また、岐阜大学に進学するにあたって岐阜市で一人暮らしをされる方は、1週間ほど早くから先に岐阜市で生活をしてみると良いと思います。
少なくとも入学後に困ら無い程度に慣れておくと新学期が楽です。
—-頑張る受験生に向けて熱い応援メッセージをお願いします!
自分が頑張っていないので偉そうなことを言えないですが、この1ヶ月を頑張りきるか頑張りきらないかというのは受験の合否以上に人生にとって大きな意味を持つものだと思います。
努力をした人にだけ見える景色が絶対にあるし、努力をした人にしかない自信が絶対にあると思うからです。
合否に関わらずです。
皆様の受験生最後の1ヶ月が後悔のない素敵なものになることを願っています。
