Match Information
2024/10/27(SUN)13:30K.O.
岐阜大学 PHANTOMS VS 信州大学WildCats
At 長野運動公園陸上競技場
"第39回善光寺ボウル"として長野運動公園陸上競技場にて開催された第5節対信州大学戦。
ともに1部リーグ1勝3敗の戦績で、1部リーグ残留確定を賭けた1戦でした。
[1Q]
岐阜大学K#15丹羽のキックにより試合開始。相手陣内のリターンに留め、ディフェンスから試合のリズムを作ろうと意を結した
第1プレー、DL#51谷田のタックルにてファンブルを誘発し、DB#17榎本がファンブル・フォース。攻撃権を得たオフェンスのシリーズでは、RB#9国本のランを中心にコールし得点を狙いますが、信州大学の厚いディフェンスを突破できず。FGも外し、攻守交代を余儀なくされます。続くディフェンスでは中央ランやスクリーン・パスにてロングゲインを許しますが、相手の反則罰退なども功を奏してパントに追い込みます。自陣15yds付近からのオフェンスでも信州大学ディフェンスの壁に阻まれ、フレッシュすることなくパントを余儀なくされます。次のディフェンスシリーズでは、QBスクランブルにて一気に自陣に走り込まれ、また、ロング・パスにてまたも一気にG前20yds付近まで攻め込まれてしまった場面で1Qが終了します。
[2Q]
早期得点を臨む信州大学に対し岐阜大学ディフェンスは冷静に対処し、DL#73小林のQBサックにて大きくロス、FGを試みた信州大学のキックをDL#71川村がチップし先制されることなくオフェンスにバトンを繋ぎます。G前5yds付近のオフェンス。RB#9国本のランで背水の陣を脱します。その後も中央・オープンをバランスよく突きますが、一発フレッシュを狙ったパスをインターセプトされ、攻守交代。なんとしてでも得点を抑えたい岐阜大学ディフェンスは奮闘し、フレッシュを許すことなくパントに追い込みます。得点に繋げたい岐阜大学オフェンスは、RB#9国本とWR#17榎本、QB#15丹羽のランをバランスよくコールし、エンドゾーンを狙いますが、拮抗した状況を打破することができず、またもパントへ。攻守交代してパスを主軸に攻撃を展開する信州大学オフェンスに対し、岐阜大学ディフェンスは激しくかつ冷静に対応します。ロング・パスを通されフレッシュを許してしまいますが、その後踏ん張り、4thダウン、FGもプレッシャーで外させたのち、攻守交代します。前半の残り時間も少なく、オフェンスはニー・ダウンにて時計を回し、前半が終了します。
[3Q]
信州大学のキック、岐阜大学のリターンにより後半が開始します。前半を無得点で折り返した両チームのとって、緊張感の溢れる後半の開始です。キックされたボールをR#17榎本の足で自陣35yds付近までリターン、その後もランを基軸に中央・オープンをバランスよくコールし、信州大学ディフェンスの穴を突きます。フレッシュを重ね、相手陣8yds付近でコールしたリバースがヒット、WR#17榎本の脚でタッチダウンを先制します。PATキックも成功させ、拮抗した状況を"BREAK"します。先制得点後のディフェンス・シリーズでは、信州大学オフェンスをシャット・アウトしパントに追い込み、オフェンスにて再度タッチダウンを狙いますが、スナップ・ミスも祟り攻撃権更新はならず、パントを余儀なくされます。続くディフェンス・オフェンスシリーズでも拮抗し、そのまま3Qが終了、勝負の4Qに突入します。
[4Q]
4Q開始のプレーは4thダウン5ydsでのオフェンス ・フォーメーション。オフェンス・パントにてリターンをさせない目論みでキックを試みます。信州大学DLにチップをされたもののP#15丹羽が機転を効かせ、陣はなんとか回復。信州大学オフェンスは無得点の状況を打破しようと、パスを中心に攻撃を展開しますが、岐阜大学ディフェンスは冷静にかつアグレッシヴに対処し、パントへ。オフェンスでは時計を回し使いつつ陣を進めますが、信州大学の壁を突破はできずフレッシュすることなくパントへ。P#40山田のパントは相手陣3yds付近にてサイドラインを割り、好シチュエーションのでディフェンスです。まさに背水の陣の信州大学は、ターン・オーバーがないように慎重にオフェンスを展開しますが、岐阜大学はこれをシャット・アウトし、エンドゾーン手前でのパントに追い込みます。蹴られたボールはハールラインを超えることなく、相手陣40yds付近からのオフェンス。時計を回すためにイン・フィールドのランをコールし、じわじわとエンドゾーンを目掛けて陣を進め、3rdダウンG前1ydのシチュエーションでQB#15丹羽のキープにてタッチダウン。PATキックは失敗しますが、試合終了を目前として追加得点を挙げ、勝利を引き寄せます。なんとか得点を挙げたい信州大学は、パスを中心に攻撃を展開しますが、岐阜大学DB#35古木がインター・セプト。信州大学の攻撃の芽を摘み、オフェンスに襷を託します。2ポゼッション差をつけた岐阜大学は、残りの時間、ボールをロストすることなく、時計を流すことを中心にオフェンスを展開します。信州大学はタイム・アウトを活用し、試合時間を残しにかかります。フレッシュをすることなくパントに追い込まれた岐阜大学は、P#40山田のパントにて陣をしっかりと回復します。後のない信州大学、またもパスを中心に攻撃を展開しますが、放たれたボールをDB#35古木がまたもインター・セプト。タイムアウトを使い切った信州大学を尻目に、ヴィクトリー・フォーメーションで試合終了を迎えます。
1部リーグ残留を賭けた第5節対信州大学WildCats戦。攻守蹴の攻防を岐阜大学が制し、2024シーズンは2勝3敗リーグ第4位で幕を下ろすこととなりました。
遠方にも関わらず現地にて応援をいただきましたサポーターの皆様、オンラインにてご声援を送ってくださった皆様、誠にありがとうございました。
なお、以下の2名が"第39回善光寺ボウル"表彰選手として表彰されました。
最優秀選手賞 RB#9国本壱勢
優秀オフェンスライン賞 OL#71川村健斗
Score
Team | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total |
---|---|---|---|---|---|
Phantoms | 0 | 0 | 7 | 6 | 13 |
WildCats | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Elapsed score
Team | Q | Time | Scoring Player | Play | Yards | PAT |
岐阜大学 | 3 | 5:12 | #17榎本 | RUN | 8 | Kick成功 |
岐阜大学 | 4 | 10:08 | #15丹羽 | RUN | 1 | Kick失敗 |