【2023シーズン終幕に寄せて】監督よりご挨拶
岐阜大学アメリカンフットボール部PHANTOMS監督の長谷川です。
はじめに、改めまして今シーズンの皆様の熱いご声援と厚いご支援、誠にありがとうございました。
たくさんの方のお力添えのおかげで、東海Div.1リーグで戦い抜けていると実感しております。心より御礼申し上げます。
2023年シーズンを振り返りますと、「頑張った」と「悔しい」という想いが入り混じるシーズンだったと思います。
主将の若園を中心として“UPSET”をスローガンに掲げてスタートしたチームでしたが、結果として上位の名城大学・中京大学には大敗を喫し、目指したDiv.1での“下克上”は果たすことが出来ませんでした。特に、リーグ最終戦の名城大学との試合は、チームとして1年間、4回生としては4年間頑張ってきたことを全てぶつけて勝利をつかみ取るべく臨んでいましたので、試合展開で致し方ない面はありますが、王者の名城大学に準備してきたことを出し切れなかったことが今思い返しても悔しく思います。
しかしながら、この名城大学との試合を「悔しい」と思えるようになったチームだからこそ、「頑張った」と感じるところもございます。
今シーズンのスタート時点で選手は20人に満たず、上位校と比較して人数的に不利なことは明らかでした。
そのような中でも「リーグ優勝できるようなチームをめざす」という目標は変えず、本気でUPSETを狙うべく頑張ってきたからこそ、名城大学戦の敗戦を本気で「悔しい」と言えるチームになれたと思いますし、だからこそ結果としてDiv.1でしっかり2勝し、4位残留の結果を残せたと考えています。4回生の皆が一番悔しいと思いますが、結果には誇りをもって欲しいですし、心から「頑張った」と伝えたいです。
さて、シーズンが終わると同時に新しいシーズンが始まります。
来シーズンもDiv.1での闘いになりますが、チーム理念の“WISE”とともに、地域やOB・OGの皆様、関係者の皆様に応援し続けていただけるよう精一杯取り組んで参りますので、今年度も引き続きPHANTOMSへのご支援、ご声援を何卒よろしくお願いいたします。
岐阜大学アメリカンフットボール部PHANTOMS
監督 長谷川 隆