【引退インタビュー】OL#71若園光善


−−−−秋季リーグ戦を終えて、現在の率直な気持ちを教えてください。
今季のリーグ戦を終え、2勝3敗という結果となりやはり悔しい気持ちでいっぱいです。また、このチームが始まってから約1年、勝利にこだわってやってきた割に不甲斐ない結果で終わってしまい支えてきてくださった皆様に対して申し訳なく思っています。


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−−−−4年間のPHANTOMSでの生活を終えた現在の率直な想いを書いてください。
すごくありきたりな言葉ですが本当に長いようであっという間の4年間でした。コロナ禍の中で始まった1年生練習、全敗で終わった初めてのシーズン、Div.2全勝優勝でDiv.1昇格を果たした2度目のシーズン、主将として駆け抜けたラストシーズン、どの瞬間を切り取っても新鮮な記憶として思い出すことのできる密度の濃い充実した4年間でした。


−−−−PHANTOMSで過ごした4年間の中で、一番思い出に残っている試合を教えてください。
2021年名古屋工業大学戦は入れ替え戦の懸かった一戦で一生忘れることはないと思います。初めてのシーズンながらDiv.1での勝利というものがどれだけ困難なものなのかを身をもって痛感させられました。この敗北がそれから2年間の原動力となりました。


−−−−シーズンスローガン”UPSET”は体現できましたか?
“UPSET”を体現することができたかと聞かれたら結果を見れば一目瞭然で”UPSET”を体現できたとは到底言えません。PHANTOMSに残る現役選手も過程を無理やり褒めることで結果を無視して満足することなく高みを目指して突き進んでいってほしいです。


−−−−PHANTOMSを支えてくださった人々に向けてコメントをお願いします。

今シーズンは主将として様々な人と関わる中で見えてくることも多くあり、自分たちは予想以上に多くの人に支えられ、勇気づけられアメリカンフットボールというスポーツを真剣に向き合えていると感じることが多くありました。
チームを運営するにあたって尽力してくださった監督含めコーチの方々、ご支援・ご声援をいただいた保護者、協賛企業、その他諸々の関係者の皆様にこの場をかりて改めてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。


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−−−−後輩に向けて、激励の言葉をお願いいたします。
1年間僕たち4回生の理想に向かって一生懸命ついてきてくれてありがとう。Div.1強豪校と比べると上回生の人数も少なくいろんな面でつらく苦しいことをさせてしまったと思います。来シーズンは最上回生が非常に少ないのでお互いに尊重してPHANTOMSをさらに愛に溢れたチームにしていってください。そうすればきっともっと愛されるPHANTOMSになると思います。健闘を祈っています。