【引退インタビュー】RB#9国本壱勢
−−−−秋季リーグ戦を終えて、現在の率直な気持ちを教えてください。
終わってしまったなというのが素直な気持ちです。私立を倒すことはできず、Div.1の4位という結果には満足はしていないものの、このチームでフットボールができたことに誇りを持っています。一昨年やられた名古屋工業大学、昨年やられた信州大学に勝つことができたのは嬉しかったです。個人的には試験で名古屋大学戦に出られなかったことが心残りですが、シーズンを通して自分の持ち味を発揮したランで結果を残せたこと、オフェンスリーダーとして東海リーグで戦えるオフェンスを作ることができたことは良かったと思います。
−−−−4年間のPHANTOMSでの生活を終えた現在の率直な想いを書いてください。
やっぱり、フットボールを続けて良かったです。もともと別の大学でフットボールをしたかったのですが、叶わず、岐阜大学に流れ着きました。もうアメフトをしないと決めていたのですが、ウエイトルームで小山Cと高畑Cに声をかけられ、また、高校の監督にも押され、結局続けてしまいました。長いようで短かかった大学フットボールでしたが、これまでのフットボール人生の中で1番楽しい、1番濃い時間でした。フットボーラーとしても人としても成長することができました。
−−−−PHANTOMSで過ごした4年間の中で、一番思い出に残っている試合を教えてください。
2021年の南山大学戦です。入替戦で完膚なきまでに叩きのめされて、その悔しさをバネにこの2年間頑張ることができました。個人としても、オフェンスとしても、チームとしても、この2年間のPHANTOMSのある意味原動力になった試合だと思います。
−−−−シーズンスローガン”UPSET”は体現できましたか?
最終順位は4位となり、”UPSET”を成し遂げることはできませんでした。しかし、Div.1へ昇格直後のシーズンかつ1つ上の代が抜けて人数も少なくなり、主力も減ったところからスタートした中で、勝ちきる試合をしっかり勝ちきりDiv.1残留を決めたことは誇らしいことだと思います。まだまだ私立大学には及ばないので、挑戦し続け、いつかは強豪私立を”UPSET”する、今シーズンがそのような日への燈となれば幸いです。
−−−−PHANTOMSを支えてくださった人々に向けてコメントをお願いします。
いつもPHANTOMSを応援してくださり、ありがとうございます。皆様からのご支援、ご声援のおかげで、今のPHANTOMSがあります。心から感謝申し上げます。これからもPHANTOMSをよろしくお願いいたします。
−−−−後輩に向けて、激励の言葉をお願いいたします。
打倒私立はやはり簡単なものではない。相手はスポーツ推薦でアスリートを集めている一方で、僕たちは死に物狂いで新歓して選手、スタッフを集めることから始まる。けど、そんな中で国立大学が強豪私立大学に勝つことには夢があると思う。そのほうが楽しいし、面白いと思う。今シーズンの悔しさを忘れずに、来年死ぬ気でやって私立に勝ってください。